一年の中で一番のイベントと言えば何といっても三田祭! 塾内外で注目されるこの一大イベントのために毎年赤いハッピを着た三田祭実行委員(通称:三田実)が並々ならぬ労力を費やしている。その中でも1年生は4,5月に入会し活動し始めるにもかかわらず、三田祭直前まで正式な委員として認定されないのだそうだ。そこで我々はある1年生に密着し、三田祭の準備に奮闘し正委員になるまでの軌跡を追った。
・マッハマン(三田祭実行委員会)
・ゴルゴフェスティバル(プロレス研究会)
・研究発表(法学部政治学科田中俊郎研究会)
三田祭には様々な団体が出展しているが、今回はその中でもエキセントリックな3つの団体を取材した。特にマッハマン・ゴルゴフェスティバルは、体を張ったステージアクトが期待できる。田中研究会は、4月からのEU(欧州連合)研究の成果を発表することとなる。どれも見逃せない企画ばかりであるので、ぜひ足を運んでみていただきたい。
1959年に第1回三田祭が始まって、早や47年。激動の時代を駆け抜けてきた三田祭を、半世紀前にまでタイムスリップして、最初から最後まで振り返ってみたい。前編では、第0回三田祭?(昭和33年)から第15回三田祭(昭和48年)までを扱う。日本経済も復興の兆しを見せた中、おぼろげながらも立ち上がった三田祭の草創期のころの模様と、まもなく訪れる安保闘争による動乱した状況下の三田祭の様子という、あまり明らかになっていない時期の資料を凝縮してお伝えする。また、先日大盛況の中MISIAライブが行われた前夜祭、その歴代出演のアーティスト一覧も収録した。そんな47年間の歴史の重みを感じて、三田祭を大いに味わってほしい。
慶應の秋を彩る大イベントといえば、三田祭である。来場者数20万人と、日本一のスケールを誇る学園祭。そこには様々なドラマがあり、多くの想いがこめられている。今回は、三田祭特集第一弾として、第47回三田祭実行委員会委員長山内一将さん(文4)にお話を伺った。
株祭り、これは、大学投資クラブによる日本初の(大学対抗)投資コンテストである。慶應義塾大学株式投資研究会SPEC、筑波大学投資学習支援RudderMaker、早稲田大学株式投資クラブForwardによる慶筑早戦。10月3日から三田祭までの約2ヶ月間にどれだけの運用成績を上げたかを競う。この株祭りを通じて、より多くの方に、投資への興味を持っていただきたい。
三田祭の歴史(前編)に引き続き、今回は後編として、第16回三田祭(昭和49年)から、第46回三田祭(平成16年)までの歴史をお伝えする。学生運動が終焉を迎え、好景気の波におされて「楽しさ」を追求していった時代と、バブル経済が破綻し本来の三田祭の意味を模索し続けている現在までを振り返りたい。昨年、40年ぶりに統一テーマの設定をしなかった三田祭であるが、これまでの三田祭のテーマ一覧を収録した。それぞれの時代を象徴するテーマから、三田祭47年間の歴史を改めて見てもらえると幸いである。
今年2005年は我らが慶應義塾大学の創設者、福澤諭吉先生の生誕170周年です。この記念すべき年の三田祭で、福澤先生について今一度思いを馳せてみようではありませんか!
今回福澤先生について講演していただくのは、ニュース番組でおなじみの筑紫哲也氏です。
座右の銘に福澤先生の「多事争論」という言葉を挙げられている筑紫さんは、先生をどのような人間として見るのか。現役生、また慶應関係者が数多く集う三田祭の場で貴重なお話を伺います。