三田祭の歴史・前編
番外編
慶應ジャーナル特別企画
株祭り 慶筑早戦
〜学生投資王への道〜
株式投資研究会SPEC

◆特集 - 第47回三田祭

株祭り、これは、大学投資クラブによる日本初の(大学対抗)投資コンテストである。慶應義塾大学株式投資研究会SPEC、筑波大学投資学習支援RudderMaker、早稲田大学株式投資クラブForwardによる慶筑早戦。10月3日から三田祭までの約2ヶ月間にどれだけの運用成績を上げたかを競う。この株祭りを通じて、より多くの方に、投資への興味を持っていただきたい。

■イベント内容

株祭り(慶筑早戦)は、第1部と第2部による2部構成となっている。

第1部:
金融・証券業界の著名な方に来ていただき、独演または対談形式での講演会を開催する。この講演会を催すことによって、大学生ではなかなか始めることのできない投資というものが、本当は敷居の低いものであるという印象を持ってもらう。講演者は、野村證券投資情報部ウーマン・フィナンシャル・プランニング課の小林真帆氏となっている。

第2部:
慶應義塾・筑波・早稲田の3大学による、日本初の大学対抗投資コンテスト(*)の発表会を行う。三田祭当日に各大学の運用成績を発表してもらう。そして、各大学が銘柄選定をする際に公表した投資戦略を、野村證券のアナリストの方に批評して頂く。これによって、「大学生の実力がどれだけ実際の株式市場に通用するのか」、「大学生が持つ独自の視点とは何か」などを三田祭という日本最大級の学園祭で学生の方々に広く知ってもらいたい。


(*):大学対抗投資コンテスト
期間は1ヶ月間、そして投資資金は各大学100万円に設定されている。(金額はあくまでもバーチャルである。)

■インタビュー

株祭りのコンセプト・意気込みを、慶應義塾大学株式投資研究会SPEC代表佐藤義清さん(商3)に伺った。

―どうしてこのような大学対抗投資コンテストを開催しようと思われたのですか?
株式投資というものは世の中の動きを知ることが出来る非常に便利な方法だと自分は考えています。大学の授業では学べないようなリアルな経済を実感するには株式投資が最適です。昨今、株式投資クラブが各大学においてどんどん現れています。それらを結びつけて何かイベントを行うことは今までに無かったことですし、面白いと思ったからです。

―野村證券のアナリストの方に投資戦略を批評していただくとのことですが、佐藤さんたちの実力は実際の株式市場に通用すると思いますか?
もちろん情報収集能力や分析力ではプロの方にはかないませんが、ある程度は通用すると思います。現にうちの研究会にもプロ顔負けのすごいパフォーマンスを残している部員がいます。

▲左:SPEC安田さん・右:佐藤さん

―慶應義塾・筑波・早稲田による三つ巴の戦いであると思いますが、他の大学に勝つ自信の程はいかがでしょうか?
半々です。勝敗ももちろん大切ですが各大学がどのような戦略の下で投資をしていったのか、その「考え方」に注目したいですね。


■開催日時

・日程 2005年11月23日(水)
・時間 16:00〜18:00
・場所 慶應義塾大学三田キャンパス西校舎ホール
・参加団体
慶應義塾大学株式投資研究会SPEC
筑波大学投資学習支援Rudder Maker
早稲田大学株式投資クラブForward

11月23日の16:00〜18:00は西校舎ホールへ!