◆特集 - 第47回三田祭
出展団体特集では、マッハマン(三田祭実行委員会)・ゴルゴフェスティバル(プロレス研究会)・研究発表(法学部政治学科田中俊郎研究会)の3団体を取り扱う。三田祭には様々な団体が出展しているが、今回はその中でもエキセントリックな3つの団体を取材した。特にマッハマン・ゴルゴフェスティバルは、体を張ったステージアクトが期待できる。田中研究会は、4月からのEU(欧州連合)研究の成果を発表することとなる。どれも見逃せない企画ばかりであるので、ぜひ足を運んでみていただきたい。
マッハマンとはすべてのものに対して「一番速い人」を決定しようという企画です。
対戦ごとに常識では考えられない様々なお題が出され、それをいち早くクリアした人が勝ち残っていくトーナメントとなっています。
参加者はみな慶應義塾大学に通う現役慶應生です。
トーナメントの実況を行うのは、あのプロの実況者の上田彰氏と長田和彦氏です。
▼Tシャツ早着&Tシャツ早破り
Tシャツを着るごとに腕立てや腹筋、ジャンプ、回転などを行い最後に着たTシャツを一番速く破り終えるのは誰だ。
▼週刊誌はや破り
週刊誌をド派手に破りまくる。
▼マキマキ◎トイパ
トイレットペーパーを一早く巻き取れば勝ち!
▼高速ごみ分別
次々と出てくるゴミを正確に分別できるのか!?
▼ドキドキ★風船割り
風船に空気を入れていき一番速くすべての風船を割りきる。
この企画のコンセプト・見所などを、担当者である塚本さんに伺った。
―このような企画は今までの三田祭には無かったと思いますが、なぜマッハマンのような企画を考えられたのですか?
団体やサークルに入っていなくても、1人で気軽に参加できる企画があればいいなと思ったからです。今まで団体やサークルに入っていない方が、三田祭の企画やイベントに参加することってあまり無かったんですよ。そういった方も思い出を残せるように、今回マッハマンを企画しました。
―8人の勇敢な出場者は、どのようにして選ばれたのですか?
事前に、マッハマンがあることを、ビラで告知して、公募したんです。参加希望者は11名いましたが、その中の8名を出場者として選びました。選考方法は、写真及び面接です。写真を撮るときのポーズなどから面白い人を選びました。学年は1年生から4年生まで、体育会系・見た目はギャル男・普通の女子大生?など、様々な人が出場します。皆さんとても熱い人ばっかりです。
▼8人の勇敢な出場者
▲丸井宣大(商4)
(まるい のぶひろ)
▲サトウ(文4)
▲飯間康大(環4)
(いいま こうだい)
「マッハには程遠い
デブですが新記録
目指してがんばります!
応援よろしく!」
▲長畑芳仁(理4)
(ながはた よしひと)
「ニコニコすとれっち!!」
▲内山綾(商2)
(うちやま あや)
「出るからには
優勝したいと思います!
男どもには負けんぞー!
フォー!!」
▲若穂囲翔(文2)
(わかほい しょう)
「みんなを楽しませ
られるように全力で
がんばります!!!」
▲酒井亮輔(理2)
(さかい りょうすけ)
▲高橋 朋宏(経1)
(たかはし ともひろ)
―最後に、マッハマンの見所を一言お願いします。
当日はマッハマンが出てきます。大活躍の予定ですが、何が起こるかはお楽しみです。
マッハマンについては、ミタサイトを参照してください。
なお、優勝者にはトロフィーと賞状、3位までの入賞者には賞状が授与される予定。
・日程 2005年11月20日(日)三田祭初日
・時間 14:15〜15:30
・場所 中庭ミニステージ
▼司会者プロフィール
上田彰氏
CM5000本、司会3000回。番組はあらゆるジャンルを経験。パーソナリティ番組も音楽、スポーツ実況、報道、教養、子供番組など、どんなジャンルの番組もやってしまう。CMナレーションも多く、TV、ラジオで声を聞かない日はないほど。
長田和彦氏
音楽への豊富な知識、感覚、すばらしい声、テンポの良さ、カンの良さとすべてが一級品です。FM男性DJ、No.1。DJだけじゃなく、司会に、ナレーションに、リポーターに、キャスターに各方面から大注目!
藤沢剛士さん(法法3)にお話を伺った。
「大学の中にいても孤独を感じていたけど、笑いたいやつらには笑わせておけばいいさ、僕らは臆病風には吹かれない。まるでゴルゴになったみたいに自由に闘うよ、何が正しい、何が間違っているのかなんて関係ない。」(三田祭実行委員会HPミタサイトより抜粋)
―三田祭での思い出に残るエピソードがあれば教えてください。
一年次のデビュー戦が思い出に残っていますね。とても緊張していたのですが、お客さんにとても暖かく迎えていただきました。
―プロレス研究会は普段はどんな活動をされているんですか?
週に一回日吉キャンパスの近くで場所を借りて練習しています。受身をとったり技をかけたりなどの練習をしています。
―プロレス研究会を続けて良かったと思う瞬間を教えてください。
一年の活動の中で特に三田祭に力を入れているので、そこでお客さんから拍手をもらったり楽しんでもらえると続けてて良かったと思いますね。
―例年プロレスの企画は塾生の話題になっていますが、今年ならではの企画などありましたら教えてください。
今年は対抗戦を行います。お客さんの反応が得られるような派手な技もありますので楽しみにしていてください。
―プロレスをやっていないときはどんな活動をされていますか?
部員でおいしいものを食べにいったりしますね。あと格闘技も見に行きますよ。プロレスももちろん見に行きますけど、PRIDEのほうが良く見に行きますね(笑)
―三田祭に来られる塾生並びに一般客にメッセージがありましたらお願いします。
大技が出たり面白かったらぜひ拍手をしたり歓声を投げかけてほしいですね。その分つまらなかったら罵声やブーイングをして頂いても結構です(笑)プロレスはエンターテイメントのスポーツですからぜひお客さんからリアクションをしながら見てもらえるとうれしいです。
・日程 全日:20日(日)、21日(月)、22日(火)、23日(水)
・時間 13:30〜17:45
・場所 塾監局前プロレスリング
各学部の多くのゼミは三田祭において個別ブースを持ち、4月からの研究の成果を発表する。発表内容としては、模造紙に研究内容を書いたり、論文集を販売したり、またはゼミ活動の写真を掲載するなど、各ゼミに個性と工夫が見られるのが特徴だ。2006年度の入ゼミを目指す二年生でなくとも必見!の慶應のブレインが詰まった場所でもある。さて、そんなゼミ発表の中でも、今年は一風変わった内容を展示するという、政治学科ゼミナールの田中俊郎研究会を取材した。
田中俊郎研究会は国際政治系列のゼミで、EU(欧州連合)研究をメインとしている。2005年度で25期目となる、伝統あるゼミである。
今年ならではの特色を、三田祭係で展示を担当する久田浩平さんに伺った。
―今年の展示内容はどのようなものを予定していますか? また、昨年との違いは何ですか?
去年はEUの歴史といった、学術的な発表が中心だったんです。でも今年は、EUを身近に感じてもらおうと考え、サッカーや各国のミスコンを取り上げ、ヨーロッパの文化を紹介したいと思っています。また、サッチャーやミッテランといったEUにおける重要人物を取り上げ、彼らの名言や迷言を紹介する予定です。詳細は未定なので、当日のお楽しみですよ!
―ヨーロッパといえばサッカーですよね。発表の具体的な内容と、目的は何ですか?
各加盟国のワールドカップ出場回数や、戦歴、FIFAランキングを紹介し、また各国のエースストライカーを数名紹介します。タナトシゼミならではのEUオールスターを作ります!サッカーというのはその国の性格が表れるものなんです。多様性のあるEUの中でのそれぞれの国の個性を感じてもらいたいですね。更にEUを理解してもらえる内容になっているので、EUをあまり知らない人でも来てほしいです。
―最後に、三田祭係責任者の菅原あかねさんより一言メッセージをお願いします!
EUは遠くて身近なものではありませんが、親しんでもらえるように考えました。25期の26人のほとばしるパワーをまとめるのは苦労したけれど、その分エネルギッシュなものができたと思います。見に来て、楽しんでください!!
・日程 全日:20日(日)、21日(月)、22日(火)、23日(水)
・時間 全日
・場所 南校舎:432教室