3月某日、晴れ。澄んだ青空とまだ寒さの残る行楽日和、慶應ジャーナル運営団体である我々ジャーナル編集部は、新入生に大学生活をより豊かなものにしてもらうべく『東横線めぐり』なるものを敢行。本当はただ電車が好きなんじゃないの?なんて周りに思われたっていい。これがジャーナル的新入生歓迎なのである。と、自己満足しながら企画者Yは午前10時、集合場所である銀玉(注)に到着。既に来ていた後輩のJに会う。10:15。参加者全員揃ったところで行動開始。これからジャーナル部員女4人の東横線沿線めぐりはじまりはじまり・・・
渋谷を制するもの塾生活を制す。なんてのは言い過ぎだが、塾生(慶應生のこと)ならば避けて通れないのがここ渋谷。日本中どこ探したってこんなに学生のいる街はなく、こんなに飲み屋のある街はない、といっても過言ではないほど静まることのない。塾内の多くのサークルや団体が何かとコンパなどの企画を開くため、一年後にはアナタも渋谷マスター。
それだけじゃありません。「アレが欲しいけどどこに行けばいいんだろう?」上京間もなく右も左も分からない塾生はとにかく渋谷へ行こう!日吉から東横線で一本という好立地な上、とにかく全てのものが揃う。ハチ公口を出たら交番へ直行。渋谷のお巡りさんは何でも知っています。
『一度ここに住んだら10年は離れられない』なんてどこかの誰かさんが言ってるぐらいの憧れの街。住環境は抜群に良いが如何せん人気故の地価の高さよ。でも、アナタは本当幸せ者。だって、そんな自由が丘からわずか6駅先にキャンパスがあるんだもの。2限目空いてるんだったら「ガオカLUNCH」しよう!スウィーツで有名なだけあってカフェが充実している自由が丘だけど、リーズナブルに楽しめるレストランも豊富。ちなみにジャーナル部員は、比較的人が少ない平日のお昼に美味しいオムライスを食べました。後輩たちよ、次は私が見つけた隠れ家で美味しいデザート食べようね♪
「今日はほんっとぅに晴れててよかったねぇ?!!」
「ホントだよねぇ?」
多摩川駅に降り立った瞬間、こんなことをしみじみと思った。多摩川には本当に青空が似合う。まだまだ肌寒い3月だったけど、駅すぐそばのなんとか公園をおしゃべりしながら散策してたら次第にぽかぽかしてきた。階段を上りきった先に見えたのは、静かに流れる多摩川を跨ぐ鉄橋。
「あ、東横線来たよ、シャッターチャンス?!」
「よし、その写真後で送ってくれ」
これからの季節が多摩川にとっては本番である。今はつぼみを付けている桜の木々が満開になれば多くの人がここを訪れ、川のせせらぎと桜色のコントラストを愛でるのであろう。また、この公園は小高い丘の上あるので夏にまた来たい。忙しい東京生活からちょっと距離を置いて、ホッと一息つける贅沢な庭。それが多摩川のイイトコロ。
正直、元住吉駅の変貌ぶりにはビックリ。これから新生活を送る塾生にはいまいちピンとこない話だけど、しばらく見ないうちに素敵な駅が出来ていた。以前のモトスミは、商店街が見渡せる素朴な駅だった。今では駅の中にベンチが出来、カフェが建ち・・・ちょっと立ち止まってお茶しながらおしゃべりを楽しめる空間で足を休めてみるのもいいかも。
そして何気にこの元住吉ってすごく学生にオススメ。こじんまりとした飲み屋さんが多いので、遅くまで勉強した後や、サークルの帰りに少人数でまったり飲みができる。また 物価が比較的安く、キャンパスにも近いのでここで暮らす塾生も多数。
おなじみの日吉駅。多くの塾生が大学生活の約半分を過ごす駅なので、もっと日吉のこと知って得しよう。詳しくは日吉のページへ!
アナタも近々ここに降り立つ日が来ると思いますよ。綱島と言えばRound1(注)。授業の空き時間、雨で中止になったサークルの練習、ストレス発散・・・そんな時に多くの塾生を楽しませてくれるアミューズメント施設ってやっぱり必要。でも実は綱島って、「綱島温泉」の方が有名だったりする。
横浜を一言じゃ語れない。
塾生のデートしたい場所No.1!!(慶應ジャーナル内調べ)「友達と来てショッピングやイベントを楽しむのもいいけど、やっぱりデートしたい」という声をよく聞くのがみなとみらい。天気のいい日中は山下公園でお散歩、夏はビアガーデン、春はやっぱり日本丸近くの芝生に寝転がってビール!!(またビールですか・・・)とにかくショッピングの合間に疲れた足を芝生の上に座って休めよう。
お昼もいいけど夜のデートは特別な日にみなとみらいで過ごしたい。観覧車やランドマークタワーの展望台から眺める水辺の夜景はとにかくキラキラ輝いていて、東京タワーから見る都会の夜景とはひと味違う魅力。こんな夜景を見ながら「誕生日おめでとう」とか言ってプレゼント渡されたら一生忘れないだろうな。
なんて妄想ばかりが先走る・・・
慶應ジャーナル的東横線めぐり、いかがでしたか?読んでくれたアナタはどこに行きたくなりましたか?周辺探索することで、キャンパスライフをより楽しくしてくれる街が見つかるといいですね。