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塾生インタビュー #29
■ミスインターナショナル日本代表候補 
真貝莉那さん(法学部政治学科1年)

大学生という枠にとらわれないプロフェッショナルとしてのモデルの道を歩き出した彼女。ただの才色兼備じゃない、文武両道でオールマイティな真貝さん(法政1)をインタビューしました。明るいけれどとても落ち着いていて、その表情や話し方には女性としての美しさを感じました。

◆Miss International Beauty Pageant
http://www.miss-international.org/
◆真貝さんのBlog
http://blog.livedoor.jp/dress86/



■プロフィール・略歴

真貝 莉那(しんかい りな)19歳
法学部政治学科1年

渋谷教育学園渋谷高等学校出身
白金台在住 身長175cm

両親の仕事の関係上北京で生まれ、小学校までの数年間を過ごした後中学から渋谷教育学園に入学する。高等部在学中に一年間ニューヨークへ留学。幼少期からの海外での経験が学部選考に影響を与え、慶應大学法学部政治学科に入学。そして2004年10月ミスインターナショナル日本大会の最終選考に残り、同年12月オスカープロモーションに所属、現在に至る。


■過去の海外渡航経験について>

―何ヶ国語ぐらい話すのですか?

生まれてからしばらく北京にいたので北京語は話せます。英語はTOEIC910点くらいです。母国語は日本語ですが北京語も日本語と同じレベルで使うことができます。

―今までにどんな国に行きましたか?

中国だと重慶、四川、広州、香港、大連、ハルピン、旅順、アメリカはロサンゼルス、サンフランシスコ、ラスベガス、ニューヨークに行きました。その他の国はタイ、マレーシア、シンガポール、オーストラリア、イギリス、フランス、イタリアはミラノ、ローマ、フィレンツェです。特にシンガポールに行ったときは、国民の80%が中国系なので外国語ができることの利点を実感する事ができました。


■大学生活について

―慶應の他にもいくつか選択肢はあったようですが、何故慶應を選んだのですか?

どの大学も法学部中心に受験しましたが、慶應を選んだのは家から近いこと、そして三田キャンパスの雰囲気が好きだからです。三田の図書館はよく利用しています。

―日吉でのキャンパスライフはどうですか?

授業には結構出席しています。今年履修したものの中では日本政治の講義がおもしろかったです。高校と大学のギャップに関してはおそらく他の人と同じような考えを持っていると思います。大学生は自由に使える時間がかなり多いですね。

―その他在学中にやりたいことはありますか?

自動車の免許を取ることと、モデルとしての仕事を納得の行くところまではやり遂げたいです。在学中になるべく多くのことに挑戦することで将来の可能性を広げて、その中から自分にふさわしいものを見出していこうと思っています。





■スポーツについて

―スポーツは好きですか?

好きです。高校の頃は水泳部に所属していたため、今でもスパに行った時には30分くらい泳いだりしますが、一番スポーツをやっていたのはニューヨークに留学していた頃だと思います。ニューヨークでは、各種目とも選抜制になっていて、選ばれた人がその競技に参加し、試合に出る形態をとっていました。私の場合はオールシーズン参加する事ができ、サッカー、バスケットボール、テニス(シングル)をしました。大学では自分がやるよりもスポーツ観戦を楽しみたいです。大相撲の春場所とか観に行ってみたい…


■趣味・日常生活について

―趣味や最近はまっていることはありますか?

中国語の本を読んだり、映画を観たりするのが好きです。中でも気に入っている映画は『風と共に去りぬ』で、主人公のスカーレット・オハラが私の憧れの人です。
最近のものでは『アンナとロッテ』が好きです。
(http://www.anna-lotte.com/home.html)
その他には、大学に入ってから友達の影響で株をはじめました。紹介してくれた友達に教わったり、株に関する本を読んだりして知識や情報を得ています。調子は横ばいという所でしょうか。株がきっかけで今まで知らなかった経済に触れる機会ができ、経済の動向を知る事が楽しくなりました。

―バイトはやっていますか?

バイトは特にやっていません。

―では、休日はどのように過ごしていますか?

休日は家族と外食をしたり、友達を自宅に招待したりします。そして、今の私にとって大事なのが週に3〜4回通うスパです。エアロビクス、ウェイトトレーニング、水泳、サウナをだいたい3時間くらいかけてやります。

―約一日おきのペースで通うのは大変ではないですか?

スパに行って体を動かすことは、ストレス解消にもなり、私にとってのリラクゼーションスポットなので意識的に通っています。体を動かすことは健康と美容の維持には不可欠だと思います。実際に私がスパで会ってよく話をしている人は、見た目はとても若く体が引き締まっているので30代ぐらいだと思っていたら、なんと、孫がいるんだそうです。


■モデルとしての生活

―まず、モデルになりたいと思ったのはいつ頃ですか? そのためにどんなことをしてきましたか?

モデルになりたいと思い始めたのは小さい頃からで、小学校の頃から毎日牛乳を飲んでいました。当時は特別身長が高かったわけではありませんが、徐々に伸び始めて、今では私が家族で一番高いです。この長身を生かせる事がしたかったのでミスコンに応募しました。

―ミスコンにもいろいろありますが、何故ミスインターナショナルを選んだのですか?

まずは3000人以上が参加していて規模が大きく、ハードルが高いということ。それから、ミスインターナショナルは応募者の枠が限られていない、つまりいろんなジャンルの人が集まるコンテストだという点で興味がありました。

―選考はどのような審査がありましたか?

応募者が多く規模の大きなものなので最終審査までにいくつもの課題がありました。例えば平服、水着、着物、ドレス、スピーチ、ウォーキング、ポージングなどです。応募から半年以上かけての長期的な審査でした。

―モデルとしての今の調子はどうですか?

まだ12月に入ったばかりなのですが、今のところはとても充実しています。新人はお金を払って受講しなければならないのが普通ですが、事務所からの選抜もあり、週に2回アナウンサークラスのレッスンを受けています。そのほかにもバラエティーやニュース(天気・スポーツ)のクラスなどがあります。話す仕事以外にもいろいろあり、とにかく今は日々のレッスンを楽しんでいます。

―モデルとはどういう職業ですか?

モデルという職業は、いろんな場面で的確な応答が求められるという意味では実力が必要です。また、いい仕事にありつけば知名度が上がり、波に乗る事ができます。私の所属する事務所は2,500人のモデルに対しスタッフが150名。いい仕事のオファーを獲得するには、まずはそのスタッフに存在をアピールすることが必要です。そういった意味では、楽しくもあり厳しい仕事だと思います。

―モデルとして普段気をつけていることは何ですか?

よいコンディションを維持するために毎日やるべきことはしっかりやるということです。具体的には、まず朝起きたらグラス二杯分の硬水を飲みます。それから洗顔をし、ニキビ薬はきちんと処方されたものを使います。あとは美容液やビタミン剤も欠かしません。出かけるときはできるだけ厚着をし、仕事のために必要以上のヒールは履かないようにしています。身だしなみには常に気を使いますが、同時に夜更かしもしないようにしていて、10〜12時には寝るように心がけています。その他、エステには最低週に一回は通いたいです。

―モデルは今後も続ける予定ですか?

在学中はある程度のキャリアを持つまで優先的に続けていこうと思っています。自分自身で納得のいく結果が得られれば次のステップを目指そうと思っていますが、生涯モデルとしてやっていくかどうかはまだ分かりません。ただ、モデルという仕事も可能性の一つとして持っておきたいと思います。

彼女が所属するオスカープロモーションは、米倉涼子、上戸彩、菊川怜など多数の大物タレントが所属する芸能プロダクションである。
http://www.oscarpro.co.jp/


■メッセージ

―最後に一言メッセージをお願いします。

自分の持った能力は将来の可能性に比例すると思います。いろんな事に挑戦し"できること"を増やしていくことはきっと皆さんにとって重要なことだと思います。




取材   真崎友海
吉川英徳
湊貴也



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