SFC Project Ring = spring
springというサイトをご存知だろうか?
「SFCにつながりを!」を目的とした,環境情報学部3年の大野亜紗子さんが呼びかけたプロジェクトである。プロジェクト開始わずか数ヶ月でSFCを代表するwebサービスとなったspring,その舞台裏の話を代表の大野さんにインタビューしてみた。
―springとはどんなプロジェクトですか?
springとは「SFC Project Ring」の略で,一言で言うとSFCのイエローページです。個々の団体の活動などをwebを通して紹介するサイトで,隣のSFC生が何をやっているのかを知る為に作った団体です。SFCには自主的に様々な活動をしている人が多い一方で,残念な事にお互いの事を知らない場合が多く,そういった活動的なSFC生がつながればと思い作りました。springを通して,様々なSFC生が交流する事でSFC生のつながりがきちんとした形でアウトプットが発生すればいいなと思っています。
―大野さんはなぜspringを作ろうと思ったのですか?
毎日のSFCにおける新たな出会いがきっかけですね。springが実際に形となって現れたのは大学3年生になってからですが,大学1年,2年の間培った自らの経験から、「SFCでのつながり」を実現できる場が少なすぎると感じ、それなら自分で作ってしまおうと大学3年の時に思ったのがきっかけです。その時この考えに共感して集まってくれた人たちにデザインが得意な人とプログラミングが得意な人がいたため、彼らと一緒にweb上で「SFCでのつながり」を目指した「SFC Project Ring=spring」の活動を始めました。SFCの人って,ベンチャー企業やNPO法人,市民活動など大学の外に向けて積極的に活動している人が多いけど,意外と身近な人でも何をやっているのか知らない場合が多いので,そのギャップを埋めるきっかけを作りたいと思い活動を始めました。
―springの活動はwebだけなんですか?
基本的にwebが中心です。springの趣旨を達成するには,雑誌を発行するとか色々な方法があったのですが,たまたまwebに強い人たちが協力してくれたという事と,自分のできる範囲で始めたかったという事でwebを軸にspringを始めました。今はwebだけですが,将来的にこれだけに固執する必要はないと思っています。例えば,夏休み前にOFF会と称してspringで交流会などを開きましたけど,そういった事も今後の視野に入れてもいいかもしれないと思っています。