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エントリーナンバー6 速水健太さん(商3)
関西からやってきた社交派アーティスト

我々慶應ジャーナルの取材に颯爽と現れた速水健太さん。
10月も半ばに差し掛かり徐々に寒くなる中、足元には下駄。
そんな個性的な速水さんは奈良県出身で三人兄弟の末っ子。
軽快な関西弁で気さくに話をしてくれた速水さんだが、デザインや音楽に才能を発揮する芸術家肌で、将来は広告業に就きたいという。
フライヤーのデザインを手がけたり仲間と企画サークルSUGOIsを立ち上げてクリエイティブな活動をしている。
今回の取材ではノートに描いたイラストやデザインしたフライヤー、サークルの仲間と作ったという名刺など創造性に溢れた作品を紹介してくれた。
時折見せるおどけた表情や仕草は少年のようで、周りを楽しませる才能を持った人であった。
お調子者である一方、常に周りへの気配りを忘れず、動物好きな心優しい素顔も垣間見ることが出来た。

速水健太さんのBlogはこちら
http://ameblo.jp/mrkeio2007-06/


■関西出身の目立ちたがり屋

―ミスター慶應コンテストに出ることを決意した理由を教えてください。
目立ちたかったからです(笑)。目立ちたがり屋で、小学生の頃は友達の出した答えを代わりに手を挙げて発表してしまうような子でした。お調子者だと思います。こんな風になったのは僕が三男というのが大きいと思います。いかに可愛くなれるかが末っ子の勝負なんですよ(笑)。だからサービス精神が培われたんですよね。でも写真は苦手です(笑)。
ミスターは格好付けた感じではなくてにぎやかにしたいですね。


―他の候補者さんたちとは仲は良いですか?
はい!今度皆で食事に行きますよ。西村君と辻岡君がよく喋って、松村君がクールで、島君が可愛くて…で、僕とジュリアンが対立してるっていう構図です(笑)。



■多才なアーティスト

―絵が得意ということですが…
何かやっていたわけではないのですが、絵を描くのが好きで、昔からよく描いていました。描き始めたのは幼稚園の時です。近所のおばあちゃんに絵を描いたのがきっかけですね。ある日おばあちゃんのところへ行って、「ばあちゃん、鹿描いたるわー!」って言って鹿の絵を描いたんですよ。そしたら「この子は才能がある」って話になって、次に行ったとき分厚い画用紙の束をくれたんです。それで、おばあちゃんを喜ばせるためによく絵を描きに行きました。

―デザインを始めたきっかけは?
友達に先輩を紹介されて、その人に絵を描いて渡したことがあったんです。落書き程度ですけど。そしたらフォトショップですごく綺麗に画像修正してきてくれて。「こんなんなんねや!」と思って、それがきっかけで描き始めるようになりました。

―どんなものをデザインするんですか?
去年、福祉系のイベント「オムコレ2006」にフライヤーの原画を提供しました。最近では自分のバンドのロゴを描きましたね。常に自分のファイルケースに絵を入れているんですよ。

―将来はデザインを生かした職業に就きたいですか?
何かを形にして、『ものづくり』で食べていけたら嬉しいです。それがデザインかアートかは分からないですけど。いまはデザインという方向性で広告という道を選んでいます。



―バンド活動をなさっているということですが…
友達から誘われて入った「画家」というバンドがあります。メンバーは20人くらいいて、僕はサックスを吹いています。サックスは初心者なんですが、自分たちが楽しむのが前提のバンドなのでサックスで入ることが出来ました。まだライブをしたことはないですけど(笑)。
もうひとつ「おばけ」っていうバンドもあって、そこではアコースティックギターを弾いています。一曲40分間くらいで、環境音楽をやっています。ドラムがいなくて、*サンプラーを使ってヒグラシの声や深呼吸の音を入れていたりするんですよ。

―家でよく練習していますか?
家ではアコースティックギターをよく弾いていて、苦情も来ました。でも基礎練習はしないですね(笑)。ストロークが好きで、左利きですがリズム感のない右手で頑張っています。

■猫にも、バスの運転手さんにも思いやりを

―好きな女性のタイプは?
バスの運転手さんに「ありがとう」と言える子!ささいなことに頭を下げることを自然に出来る子がいいですね。バスの運転手さんは昔から思っていたひとつの物差しです。だって、言う必要はないじゃないですか。お金払ってんねんから。でも運転手さんは210円もらっただけじゃ働いていけないですよ(笑)、ありがとうって言われないと。

―見た目のタイプはありますか?
川原亜矢子さんです。昔から好きですね。兄が上に二人いるので同年代より上がよく見えた時期もありました。

―理想のデートは?

僕、山が好きなんです。岩肌に生えている苔とかも好きで。この間友達と山の奥に行ったんですけど、人工物が一切ないんです。人が全然いないし、星がすごく綺麗で流れ星もよく見えました。近くには日本百選の滝もあって、湧き水を飲むことも出来るんですよ。ドライブしていると鹿も出てきますよ。彼女と行きたかったですね。

―友達は多いですか?
少ないです。普段はずっと部屋で本を読んでいますよ。ひとりでいるときが一番安心します。目黒不動尊にさわれる猫がいるのでひとりで行ったりします。

―猫好きですか?
大好きです。猫にはうるさいですよ(笑)。実家でよく犬や猫を拾ってくるんですが、僕が中二のときに拾ってきた猫がすごく可愛くて世界一の美人だったんですよ。それからずっと猫に魅入られています。
その猫は綺麗好きな猫だったのに最後は病気で動けなくなって、大学一年春休みに実家に帰ったときにすごく汚れてしまっていたのが辛かったです。その猫が死んだとき僕は前日までインドに行っていて、帰ってきた次の日に実家から電話があって訃報を聞きました。そのときは僕が日本に帰ってくるまでよく待ってくれたな、と思いました。

―最後に何か言い残したことはありますか?
週5でゲシュタルト崩壊してます。


―ありがとうございました。

*:音楽的・非音楽的を問わずサンプリングにより標本化された「音」を任意に再生出力することの出来る装置

取材:田口純子 堀内麻里