■好きな人に振り向いてほしかった

―ミスコンに出るきっかけは何ですか？
日吉で広告研究会の人に声をかけてもらったんです。去年のミスコンに出ていた秋元玲奈ちゃんと歩いていたら写真を撮られて、その後は渋谷で書類審査と写真撮影があって。何で出ようと思ったのかとか、意気込みを書かされましたね。わたしは「好きな人に見てほしい」って書いたんです。気付いたらお披露目で、今でも実感ないですよ。日吉のお披露目の日も、「日吉に来て下さい」って突然言われて、あまり意識しないで行ってしまいました。ミスコンのキャラじゃないからどうしようかと思って困ったけど、ミスコンで好きな人に振り向いてもらおうと思って（笑）

―ミスコンに出てみて変わったことはありますか？
周りが「がんばってね」って言ってくれるけど、あんまり実感ないです。素っぴんで大学に行くことが多かったのでそれを直そうと思ったけど、やっぱり素っぴんもありますね。だから帽子をかぶっています（笑）

―見られている意識はありますか？
あぁ、ありますね。「あ、（エントリーナンバー）９番(*)だ」とか言われたり。辛いものが好きなのでキムチ納豆を買っていたときがあるんですけど、そのときに「９番がキムチ納豆買ってる」って言われたときは悲しかったですね（笑）でも基本的には特に変わらないですね。JADEの先輩もミスコンに出ていることを知らないかもしれないし、言ってないんですよ。日吉のお披露目のときも誰にも言ってなかったんです。だからそんなに反応はないんですよ。

―ミス慶応に出るって言ったときの家族の反応はどうでしたか？
始めはお姉ちゃんに話しましたね。自分なら出ないって言っていたけど、応援してくれています。始めはお父さんに言ってなかったんですよ。父は自分がやりたいようにやりなさいっていう人なので、やりたいようにやって、責任は自分でとりなさいという感じでした。

―友達の反応はどうですか？
わたしがこういう性格なのを知っているから、みんなさっぱりしてますよ。「ひゅーひゅー」とかはないですね。でも実際は応援してくれているみたいで、「がんばれよ」って感じで言ってくれるので嬉しいです。

―ミスコンに出ることになって大変だったことや良かったことは何ですか？
キムチ納豆が買いづらくなったことと（笑）、痩せなきゃいけないなぁと思うことかな。でもこういうことがないと気を遣わないから、大変なことも逆によかったことかな。朝早くに起きてお化粧かー！みたいな感じですけど（笑）

―ブログについてはどうですか？
パソコンが全然わからないので30分くらいかかっているんですよ！写真の添付も友達に教えてもらいながらやっています。日々あることを自由奔放に書いていますね。昨日食べたものを友達が知っていたりします。「美和昨日あれ食べたんでしょ」とか言われて怖いです（笑）たくさん読んでくれている人がいてびっくりするんですけど、読んでいるならコメントをしてほしいです（笑）

■いろんな分野を見てみたい

―将来の夢はありますか？
特にまだ決まっていなくていろいろ考え中だけど、変人だから人と同じことは好きじゃないし、変わったことをしたくて、仕事をするなら大きいことをしたいなと思います。でもどうなるかわからないけど、最終的には子供がいっぱいで、家族が仲良いのがいいな。ご飯とかきちんとみんなで食べて、古風な感じの家。九州男児みたいなお父さんがいいな。それで子供がいっぱいいて「静かにしなさいよ」っていう家がいい（笑）最終的にはそれがいいけど、それまでは、暗中模索で、いろんなことを試していろんな分野をかじってみて、自分のすごく好きなことを深めていきたいですね。

―ミスコンに出るとアナウンサーになる人も多いですが、どう思いますか？
楽しいなと思えばやってみたいけど、まだわからないですね。楽しそうだし、華やかだからいいと思うけど、いろんな分野を見てみたいし、まだしぼらないかな。まだ若いし（笑）

―いろんな分野ということですが、例えば特技などはありますか？
大学に入ってからは本格的にダンスを始めました。高校のときは裏千家の茶道部にいて、お茶を点てるのはうまいですよ。和菓子が食べたいから茶道部に入ったけど、意外とお茶も楽しくて。正座はつらかったけど、楽しかったです。今は続けてないけど、高校で御免状ももらったし、結構覚えていますね。

■まだまだ大学生活はこれから

―大学に入って半年経ちましたが、どうですか？
あっという間でしたね。専攻はまだ決めてないけど、心理（心理学専攻）とか人科（人間科学専攻）とか美美（美学美術史学専攻）に興味があって。母が印象派を好きなこともあって、昔から絵を見に行くのが好きなんです。でも心理が読めちゃうのもおいしいなぁと思っています（笑）今は専攻を決めるために資料を読んでいるところです。

―文学部に入った理由は何ですか？
高校の時からずっと慶應に入りたかったんです。夢は高く持て、って（笑）慶應の中では法政も受けたんですけど面接で落ちちゃって。環境情報学部も受けたし商学部も受けたんですけど、文学部に決めました。

■誇りを持って生きていきたい

―１年生ということなんですが、これからどんな学生生活を送っていきたいですか？
留学したいですね。東南アジアに行きたいです。中国とかは今市場がすごいし！アメリカもいいけど旅行で行ったことがあるから、地理的には近いけど、意識的には遠い国に行ってみたいと思う。あと、貧しい国にも行ってみたい。「世界ウルルン滞在記」（TBS）みたいな感じで、人生を学びたいと思います。

―どんな女性になりたいと思いますか？
働いていたいですね。最終的には家庭がほしいけど、自分で自分が誇りを持ってできることをひとつは持っていたい。人に流されることなく、自分で決めたことの軸を何か持って、信念を持っていたいと思います。

―読んでいる人にメッセージをお願いします！
自分なりに楽しくやらせてもらっているので、いい経験になったし、友達やみんなにありがとうって言いたいです。ミスコンは一生に一度だからがんばります！