◆特集 - ミス慶應コンテスト2005
候補者インタビュー
終始飾らず自然体な雰囲気で私たちのインタビューに応じてくれた松岡さん。自身も語るように飾らず自然体でいることが彼女の最大の魅力だ。「大学生の時に出来ることをやっておきたい」と語る彼女は、旅行やバイトに活動し学生らしい生活を満喫してきた積極的な学生だ。そんな松岡さんに学生生活、将来のことやミスコンを控えての今の心境を伺った。
■ミス慶應コンテスト'05 松岡りょう子さんのBlog http://blog.duogate.jp/misskeio05mastuoka/
―ミスコンに出ることになったきっかけを教えてください。
小学校からSFCまでずっと一緒の友達の推薦です。広告研究会の方と私の友達が知り合いで、そのつながりで「私を紹介してほしい」って友達に言ったらしいです。そんないきさつでなんとなく出場しようかな、と。(笑)
―話を聞いて、すぐに出ようと決心されたんですか?
最初は「ノリで出ちゃう?」なんて友達と冗談を言い合っていたんですけど、それは冗談で、本当に出ることになるとは思ってもみませんでした。実際決心してミスコンに参加しようと決めた時には、わりと緊張していたかもしれないですね。(笑)でもミスコンに出場するということも自分の経験になるかなと思っていたので参加しました。
―ミスコンに参加することになって松岡さん自身何か変わりましたか?
自分の個性について考えることが多くなりました。今まで他人と比べる機会は少なかったんですけど、自分の長所とかウリって何だろう?ってことを考えるようになりましたね。ミスコンが本気で自分自身を見つめ直す良い機会になったと思います。
―考えてみてどんな松岡さん自身に対してどんな発見がありましたか?
周りから自分への評価は大体出来上がっていて、それは自分が思っていた以上のものでした。それを参考にしつつも、でもやっぱり自分がこうなりたいなってモノもあったので、それを混ぜて考えました。最終的には自然体でいるのが一番良かったですね。
―ミスコンの中で特に意識していることはありますか?
笑顔を作るのが大変ですね(笑)。親は「簡単にやればいいじゃない」って言うんですけど正直無理でした。(笑)カメラを向けられた瞬間に私の中でミスコンっぽさを意識した笑顔になっていました。でも自分の引き出しにはそんなものないから、普段こんな顔しないのに無理して笑顔を作っているなって感があって、とてもイヤでした。でも自然体でいようと決めてからは笑顔を作ることを意識しなくなりました。本人が良ければそれでいいんだなと思えるようになりました。
―ミスコンのブログで特に意識していることはありますか?
最初はそれまで書いていたブログをミスコンに使っていました。ミスコン用のブログを書き始めてからは外面を気にして、当たり障りの無いことを書いていましたが、自然体でいようと思ってからのブログは昔に戻りつつあります。本当に思った事をそのままを書いています。文体は気にしますけど、内容はけっこう自然体です。
―ミスコン参加についてのご家族の反応はどうですか?
家族の中では母が一番熱いですね。(笑)ミスコンへの参加をチャンスだと考えてくれていて、いろんな人に声をかけたりしてとても応援してくれています。後輩からの協力も強くて、周りからのサポートをすごく感じています。
父の反応はわからないですね。(笑)兄弟は兄と姉がいるんですけど、私が出ることを聞いて初めは驚いていましたけど今は応援してくれています。
―ミスコンに参加して良かったと思うことはありましたか?
自分をみんなに知ってもらえることです。慶應に限らず、アピールして伝えてもらえるって難しいですよね。ミスコンに出ることで自分をアピールする場を与えられたことは良かったなと思っています。
―普段の大学生活はどんなことに力をいれていますか?
学外活動が私の大学生活かもしれない。(笑)いろんな人に会っていろんな場所に行って、遊びに行っています。あと毎回の夏休みなどの長期休暇には旅行に行っています。
―今までどんな国を旅行されたんですか?
1年の夏にイギリスとフランスに、春にはオランダとベルギーに行き、2年の時にタイ、ベトナム、カンボジアに行きました、今年はイタリア、チェコ、ニューヨークと旅行しましたが、中国や南米にも興味があって行きたいと思っています。
―今まで一番印象に残っている国はどこですか?
大学に入ってからの旅行で一番良かったのはカンボジアですね。すごく良かったです。住んでいる人がすれてなくて、素のままで暖かい印象を受けました。
一人旅はゆっくり考える時間もあるし、全部自分で決めて、いつでも好きなときに休める気楽な感じが好きです。
―バイトはどんなことをやっていますか?
今は編集部でアルバイトをしています。仕事内容は編集部内での雑用です。実際の仕事を間近で見られることが良いですね。一週間のうち2日はその編集部での仕事に行っていたので学校には3日しか行って無いですね(笑)
他にもいろいろ興味があってイタリアン、アメリカン、コンビニ、TV局、コンパニオンと、とにかくいろんなアルバイトをやってみました。私、すごく気が多いんですよね。(笑)もともと大学に入ったら、限られた時間の中でバイトや旅行などできるだけ多くのことを経験したいと思っていたんです。
―通っているSFCについてはどんな印象を持っていますか?
自己主張が強くて、いろんな意見をどんどん発言していく雰囲気がありますね。良いところだと思います。帰国子女も多いですしね。
―将来やってみたいことについて教えてください。
いろんなところに行って多くの人に会いたいです。作る、製作することが好きなので、編集やライターになって様々なところに行くのが夢です。世界一周も夢ですね。(笑)
―その夢ができたのはいつ頃でしょうか?
1年か2年の頃からですね。決まるまでは本当にたくさんのことに挑戦しました。(笑)
歌を習ったり、フラメンコを習ったり、絵を描いたり、もともと表現者になろうと思っていたんですけど、自分が本当にやりたいのはゼロからモノを作るってことじゃないってことに気がつきました。とにかく行動する事が好きなので、足を使っていろんなところに行って一つ一つをちょこちょこつまんでうまく編集する方が私に向いているんじゃないかな、って思っています。
―ゼミなどでもそういう活動をされていますか?
今は雑誌や小説、コラムを書くゼミに入っています。雑誌が大好きで、旅行関係のライターをやりたいと思っているのでがんばっています。
―将来雑誌を作るとしたらどんな記事を書いてみたいですか?
旅行でいろんな国の街を見てきて、逆に東京の方が良さがよく見えるようになりました。海外の旅行者に東京の穴場とかマニアックな場所を教える雑誌を作りたいなと思っています。東京は都市部のきれいな場所ではなく、下町とか本当に雑多な脈絡の無さが良いですよ。ヨーロッパも良いですけど、どんどん変えていけみたいな良さが東京にはあるので、とても惹かれますね。
―普段はどんな休日を過ごしていますか?
一人で街を歩いたり、行動したりすることが多いです。カフェに行って本を読んだり書いたりしている時が、一番充実した落ち着く時間だと思います。
あとは「ここいいなー」みたいな感じで、きれいなスポットを探すのが大好きですね。
今まで旅行に行ってもカメラにこだわった写真は撮ってなかったので、今はちゃんとしたデジカメ一眼レフが欲しいなと思っています。
―自分の個性を一言で表すとしたらどんな言葉でしょうか?
自分の個性は自然体、流れるままですね。友達からは危なっかしいって言われるんですけど(笑)。
―最後に塾生に一言メッセージをお願いします!
友達になってください(笑)話しかけてくれたら嬉しいです。
―ありがとうございました。