日吉の街に突如として出現した風変わりなラーメン店『マンモスラーメン ポクポクポクチン』
塾生の間ではついに日吉に二郎系ラーメン店が出現したと騒がれたりしているが、と騒がれたりしているが、単なる二郎系ともひとくくりにできない確固たるコンセプトがこの店には感じられる。
おいしく食べるだけでなく、食べることで遊べるラーメン店である。
記事を読んで、ともかくこの店に遊びにいってもらいたい。とりあえず話題作りになることは間違いない。
■ラーメン二郎 PC店
http://www.geocities.co.jp/Foodpia-Olive/3433/
日吉の街に突如として出現したマンモスラーメンに、前もってなんの約束もとらず突撃取材を試みた。
とりあえず、我々取材班は、その独特の佇まいから明らかに通常のラーメン店にはない何かを感じさせているその店になけなしの勇気を投げ出して入店し、3人でそれぞれ『ポクポク』『ポクチン』『マンモスラーメン』を注文した。注文を待つ間、随所に見受けられる不思議な製造方法や、奥の深そうなシステムに感心しながら、夏の暑さから乾いた咽を癒すべく、冷や水をがんがん飲んでいた。やがて運ばれてきたラーメンのルックスに戸惑いながらも、ともかくおいしく頂いた。すると、なぜか俄然勇気がわき、アポイトメントもなにもないにも拘らず、いける気がして店員の方に取材を申し込んだ。すると、その気さくな雰囲気の店員さんは快く我々の申し入れを受けてくれた。
▲ポクポク(¥600)
▲ポクチン(新メニュー)
激ニンニク+カツヲ節(¥700)
▲マンモスラーメン
マンモ(骨付き肉)+
ウェボ(味付き卵)(¥750)
巷では日吉に初の二郎系ラーメン(*1)ができたということで話題になっているが、実際のところお店としては意識されているのだろうか?
「二郎ラーメンについては、参考にはしていますが二郎系で行こうという意識はありません。
ただ、学生をターゲットの中心にしてはいますので、ラーメンのボリュームやカウンター越しの優れたコミュニケーション手段である『ニンニク入れますか?』といった台詞は参考にしました。」
▲食券の置き方で味が変えられる
店名からも察せられるように、マンモスラーメンは特異なコンセプトをもったラーメン店である。様々なところにちりばめられているこだわりについて聞いてみた。
「ラーメン店でもなんでも、こだわりを売るのが商売のようなものなので、店全体、ラーメンすべてにこだわりを持っています。
店を出すに当たって、まず日吉のこの場所の物件を決めました。それで、学生の多い街であることから、話題性が高くなるように、遊びの要素のある変わった店にしようとしました。
ただのおいしいラーメンではなく、マンモスラーメンを食べるというレクリエーションになり得るように考えました。
具体的には、食券の置き方によってアブラや麺の硬さを調節できるシステムや、肉を目の前で焼くといった視覚に訴えるパフォーマンスで楽しんでもらえるようにしています。
ラーメン本体に関しては、肉を焼く鍋はタジン鍋というモロッコ産の原始的な鍋を使い、マンモスをイメージした肉に仕上げています。味付け卵もただおいしいだけの卵ではなくワイルドさを押し出した殻付きで出していますし、マンモスラーメンにはマンモというマンガのような骨付き肉を後のせするなど、様々なこだわりで原始的なラーメンを表現しています。」
▲『マンモスの肉』を焼くタジン鍋(モロッコ産)
まだopenして間もないマンモスラーメンだが、今後の展望について聞いてみた。
「やはり学生さんをターゲットにおいているところはあるので、学生さんの話題になっていきたいです。こんど『地響(ZIHIBIKI)』という挑戦メニュー的なボリュームのラーメンも出したので、完食したことを自慢したり、挑戦しようという話題に出してもらえたら嬉しいですね。
お客さんとの関係を大切にしていき、将来的には「日吉といったらマンモスラーメン」と言われるようなラーメン屋になっていきたいと思っています。
単なる二郎系ラーメンで終わるのではなく、今後はどんどん限定メニューなどを出して違いをアピールしていきたいです。」
8月から『ポクチン』という過激ニンニクラーメンも登場し、名前の由来になっている『ポクポク』と『ポクチン』の2つの軸となるラーメンが揃ったマンモスラーメンに今後も注目していきたい。
※ポクチンを食べる日は、その日だけでなく翌日にもデートの予定がないときをお勧めする。
◆マンモスラーメン ポクポクポクチン
住所:横浜市港北区日吉本町1-2-6
日吉駅より日吉中央通りを直進、一つ目の信号を右手に折れ、まもなくの右側
『カラオケ・バンガローハウス』隣
営業時間:11:00〜翌1:00(日曜〜22:00)
定休日:不定休