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特集 #23 [07/07/14]
■七夕祭2007「好きになる」  

7月7日、慶應義塾大学藤沢キャンパスにて七夕祭2007が開催された。今年のコンセプトは「好きになる」。この祭りで記憶に残り続けるそれぞれの「好きになる」に出会えるようにとの願いが込められている。あいにくの雨天にもかかわらず、学生や地元住民でキャンパスは賑わいを見せ、色取り取りの浴衣に身を包んだ参加者たちが祭りに華を添えていた。


中庭の特設ステージでは、慶應義塾広告学研究会が毎年主催するミス慶應コンテスト2007の候補者たちのお披露目が行われ、ステージ前には黒山の人だかりができた。浴衣姿の候補者たちが登場すると、友人や家族から歓声があがり、候補者たちは照れくさそうに手を振って応えた。「ミスに願いを」というコーナーではいくつかのシチュエーションが与えられ、候補者がそれぞれの願いや恋愛観を語った。
(本年度の候補者の詳細は幣サイトニュース
http://www.keio-j.com/news/2007/07/2007_1.htmlを参照)

当祭りは学生だけでなく地元住民の企画参加が目立ち、中でも一際目を引いていたのは、スティールパンというトリニダード・トバゴの国家楽器を用いた演奏を披露するPANLAND STEEL ORCHESTRA。主婦や社会人を中心に、みなとみらいを拠点として活動する当団体は今年で3回目の参加となる。銀色のドラム缶から奏でられる不思議な音色に、道行く人々は足を止めて聴き入っていた。

無機質なキャンパスの中で、浴衣に身を包み、恋文を書き、短冊に願いを込める。学生、教職員、地域住民が手を取り合って作り上げた七夕祭は、開場に足を運んだ参加者それぞれの心にかけがえのない「好きになる」を残したに違いない。

【関連リンク】
七夕祭2007公式サイト
http://tanabata.sfc.keio.ac.jp/
ミス慶應コンテスト2007公式サイト
http://misskeio2007.campuscity.jp/
慶應義塾広告学研究会
http://www.keioad.com/

取材 後藤覚