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No.17 [2007/05/22upload]
■第76回早慶レガッタ〜伝統の一戦〜

4月15日(日)、隅田川にてボートの早慶戦「早慶レガッタ」が開催された。1905年の第1回大会から数えて76回目を迎える今大会は、早稲田大学創立125周年、来年には慶應義塾大学が150周年を迎えるという歴史上稀にみる記念大会となった。慶應義塾大学がエントリーしたのは女子クォドルプル、男子第二エイト、男子対校エイトの3種目。

その熱い戦いをKJが迫った!



4月15日(日)、隅田川にてボートの早慶戦「早慶レガッタ」が開催された。1905年の第1回大会から数えて76回目を迎える今大会は、早稲田大学創立125周年、来年には慶應義塾大学が150周年を迎えるという歴史上稀にみる記念大会となった。

慶應義塾大学がエントリーしたのは女子クォドルプル、男子第二エイト、男子対校エイトの3種目。



女子クォドルプル

昨年までの3000mレースから今回1000mレースに短縮されたこともあり、短い時間でどれだけ高レートを持続させて漕ぎぬけるかが勝負となる。

慶應はスタートから全日本級の選手を揃える早稲田クルーに半艇身の差をつけられてしまう。その後一回も差をつめることなく徐々に距離を離され桜橋を越え、ゴールにかかったときには6艇身の差が出来ていた。東京外国語大学の混合クルーであったため、完敗という結果に終わった主な原因はやはりクルー練習不足だったのだろうか。唯一慶應クルーの丸谷(環2)の今後の成長が注目される。

第二エイト

部員激減により対校エイトクルーメンバーを組むのがやっとだった慶應は第二エイトは新大学1年生を半数以上加えて構成した。高校時代からボートを経験していたものの、体格はやはり大学生とは違う。1人2本のオールで漕ぐスカル競技で備わったバランスの良さを強みに持っていたものの、早稲田の持つパワーとスタミナには勝てなかった。慶應クルーは両国橋のスタートから早稲田に徐々に離され、前半は必死に喰らいついたものの後半では一気に差をつけられ、結果30秒差のゴールに終わった。

新一年生にはこの悔しさをバネに秋の新人戦に向かって鍛錬して欲しい。

対校エイト

大会最終種目の対校エイト。学校の威信をかけて闘うこの一戦を一目見ようと、毎年対校エイトの発艇時刻にはゴールの桜橋を埋め尽くす人々が訪れる。例外なく今年も多くの人々に見守られスタートした。

スタートは両艇とも順調な滑り出しだった。やや早稲田に先行されるものの差を離されることなくコンスタントにオールを漕ぐ慶應。しかし、なかなか差を縮められなかった慶應にチャンスが訪れた。早稲田のクルーが腹切り(オールが水の中に入って抜けなくなること)をしたため、一瞬パニックに陥ったからである。ここぞとばかりに慶應は仕掛けて一時はカンバス差まで迫ったものの、早稲田が底力を見せつけ再び差をつけ、残り300mをきった付近からじりじりと差は開き2艇身差でのゴールとなった。

早稲田のアクシデントでも抜ききれずにかえって差をつけられるという無念の完敗に慶應クルーはゴール後頭をもたげ、涙している姿が印象的であった。



第76回早慶レガッタは早稲田の完全優勝という形で幕を閉じたが、来年2008年は慶應義塾創立150周年ということもあり、慶應にとって早慶レガッタは絶対に負けられない一戦になることは必至である。今後の飛躍に期待したい。


大会の詳細結果は下記ホームページにて

大会ホームページ: http://www.the-regatta.com

慶應義塾體育會端艇部: http://www.keiorowingclub.com/

早稲田大学漕艇部: http://www.wasedarowing.com/



取材 村田公仁子・真崎友海・直江利樹



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